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ミステリ・テニス・ハムスター・モルモットについてあれこれと……
by slycat
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大相撲三月場所始まる

好きな力士を挙げると、朝青龍、琴欧州、露鵬、黒海、安馬…と外国人ばかりになってしまうが、日本人力士も勿論好きだ。出島、千代大海、魁皇、嘉風、そして栃東。一月場所での優勝には感動した。千秋楽は国技館にいたので、優勝パレードの開始を待って、声が届くはずもないけれど息子と二人で車を追いかけ「おめでとう!」と怒鳴った。態度は控えめ、勝負は王道、という彼のような人が横綱になってくれる日を心待ちにしている。

大鵬は好きだったが、あまりにも幼かったのでよく覚えていない。実家では相撲が人気があり、夕方になるとテレビの相撲中継が流れているのが当たり前だったが、私はそれほど興味がなかった。妹が北の湖ファンだったのも理解できなかった。千代の富士が活躍していたときも、私生活がいろいろと忙しくて取組みを見る暇がなかった。リアルタイムで見る機会もあっただろうに、今から考えればもったいないことだ。



 突然相撲の魅力に目覚めたのはここ2年くらいなので、実はルールも歴史もよくわかっていない。だが、見てみれば文句なしに面白い。こんないいものが日本の伝統競技で、本当によかったと感謝している。

相撲を見る楽しみはいろいろある。時間いっぱい、いざ!というとき、力士にはそれぞれ癖があって面白い。北桜が塩を大量に撒くのは有名だ。安馬はわざとなのかよく塩をこぼし、取組み前には腕に塩を擦り込んでいる。朝青龍は腕をぐっと伸ばし肩の高さに上げて「パン!」と回しを叩き、タオルでごしごしごし、と顔を拭くのが格好いい。

テレビで見るのも楽しいが、国技館に行く楽しみはまた格別だ。売店では高見盛や大関以上の力士の名前のついた弁当が売られ、さまざまなお菓子に色紙やTシャツ、キティちゃんグッズもある。テニス観戦ではやれ飲食はご遠慮くださいだのコートチェンジのとき以外は立ち上がらないでくださいだの(マナーだから当然ではあるのだが)、いろいろ制約があるが、相撲観戦はおおらかだ。食べようが飲もうが誰にも文句を言われない。格安で食べられるちゃんこのサービスもある。そして午後2時くらいになると、幕内力士たちが続々国技館にやってくるので、控え室入り口付近でうろうろしているだけで、憧れの力士たちを生で見ることができる。間近で見ると本当に背が高くてハンサム揃い。ドキドキすること請け合いだ。

今場所は大阪なので見に行けない。テレビでチェックする。
 残念ながら、嘉風は負けてしまった。若くて可愛くて、一所懸命な感じが好ましく、これからずっと応援していきたい力士である。黒海は、お父さんが亡くなったというので余計に応援したくなるが、彼も残念ながら黒星スタート。相手は大関だから仕方ないか。琴欧州は怪我にもかかわらずよく残った。拍手、拍手。
 栃東は立派な勝ち方だった。凄く嬉しいが、負けた露鵬にも感心した。身長差があってやりづらかっただろうに、かなり低い位置で構えており、力任せだけの相撲ではないことを見せてくれた。
 そして朝青龍はやっぱり強かった。力もあるけれど動きが素早いのにはいつも驚かされる。ぶっちぎりの強さはテニスでいえばロジャー・フェデラーに通じるものがあると思っているが、本当に凄い。
 栃東に横綱になって欲しい(横綱が1人しかいないというのは物足りない)。でも、いい相撲が見られるのであれば力士の出身など問わない。琴欧州や露鵬、黒海のように恵まれた体格を生かして勝負に臨む姿にも醍醐味を感じるし、安馬のように小さな身体で小気味よい動きを見せてくれるのも大歓迎。これから2週間、毎日が楽しみだ。
by slycat | 2006-03-13 02:59 | 大相撲
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