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ミステリ・テニス・ハムスター・モルモットについてあれこれと……
by slycat
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内憂外患

ずっと更新していなかった。何しろいろいろあって、とても書くどころではなかったのである。

まず昨年暮れに上司がクビになってしまった。部署の売上が前年並みどころか、がっくりと落ち込んだために責任を取らされたのである。したがって部署内は滅茶滅茶。引き継ぎだのお客さんへの挨拶だのと忙しかった。不運な上司は営業職だったため、彼の穴を埋めるため営業ではない私も引っ張り出され、馴れないプレゼンに駆り出される始末である。しかも相手が外資なので英語で、だって。全く手に余る。
 もう1つ、陰口は言いたくないが、半年前に入社した営業がどうにも使えない男で、毎日イライラの連続だ。1日12時間以上会社にいるのに、見積書も作れない。そもそも、営業の人が常に机の前にいるって、オイオイ……。彼がまだ若いのであれば仕方がないなとも思うが、もう40歳。今までどういう働き方をしてきたんだろう。会社のシステムにも問題があり、私がいくら頑張っても営業職ではないので評価の対象にはならず、もし案件が取れたら彼の売上ということになるのだがなぜ「私が」彼の妻子を養わなければならないの? うちの部署はチームが団結することが絶対に必要なのだが、モティベーションは下がる一方だ。

次に、息子の学費と思って請負った内職の発注元が経営困難に陥り、年末に入ってくるとアテにしていた報酬がいまだ未払いのまま。「少額訴訟」にするか「支払督促」にするか迷った末、支払督促を選んで簡易裁判所に書類を送った。現在相手の異議申立てを待つ期間にある。異議を申し立てられたら裁判に移行するけれど、一体どうなるやら。
 もしスルーされたら今度は仮執行宣言とかいうものの手続きをしなければならない。しかし、ちょっと書類を作るだけでも大変なのだ。支払督促の書類を作るのに2週間くらいかかってしまった。また似たようなことをするかと思うだけでも気が重い。
 ただひとつ発見があった。裁判所の担当者というのは、とても親切な人たちばかりだということだ。世に多くあるカスタマーセンターなどとは大違いで電話をたらい回しされることはない。電話に出たその人が実に丁寧に教えてくれる(つまり、常に専門家が電話に出てくれるのだ)。もちろん裁判所というところは電話相談は受け付けていないのだが、1つ2つ質問するくらいであればきちんと回答してくれる。もし私と似たような経験をしている人がいたら、迷わず裁判所に行くべきだと思う。

そして悩みの極めつけは、我がドラ息子の受験だ。一応センター入試も含めて試験を受けてみたが、ことごとく不合格という結果だった。まぁそりゃ〜そうでしょ、勉強してないもんね。だが自分だって親に迷惑をかけながら大学に行かせてもらったのだ、親がしてくれたことは、自分も子に対してやってやらなければならない。その連続が人間の歴史というものだろう。
 しかし頭にくるのは、受験料の高さ。私が受験した頃は私立大の受験料が2万円で、それでも高いと思ったけれど、今は35,000円である。いくつか受けるだけで家計を直撃する。しかも不合格ときた日には、汗水たらして働いたお金をドブに捨てるようなものである。

有り難いことに、こんな毎日でも感動の種はある。エナンの復帰をはじめ、文楽初春公演、同じく2月公演、現在バンクーバーで行われているオリンピックでの選手達の活躍、久しぶりに読んだ宮部みゆきの小説『楽園』……今月23日には桐竹勘十郎プロデュース『KANJURO〜人形の世界』を観に行くことになっており、逃げ出したい気持ちにストップをかけてくれるものが(探せば)いっぱいある。

今は季節と同じく冬なんだろう。春の訪れとともに、いやなことが全部解決してくれますように。
by slycat | 2010-02-20 23:18 | 日常のこと
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