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初渡米……やっぱり怖い
サンフランシスコの空の下である。街は大きくて明るく賑やかだ。ずっと煙草を喫っていないので私の肺もクリーン。だけどやっぱり歩いていると何となく怖い。
******* 20年ぶりに成田空港から飛行機に乗ったが,考えてみれば20年前に第2ターミナルなんてなかったんじゃないだろうか。北ウイングとか南ウイングとか言っていたような。レンタル携帯電話の店舗やインターネットコーナーなんていうのも当然なかった。あの頃携帯電話と言えば「トランシーバー」のごとく大きくて,香港に行くとでっかい電話に向かって大声で話しながら歩いている人がたくさんいたが,日本人は持っていなかった。20年分の変化が全部空港に集まっているような印象で心細い。すでに日本にいるときから空港の中で迷子になりつつあった。 まぁしかし,航空会社の女性係員は非常に優しく丁寧で,ボーッとしている人間がいてもイライラしない。旅行代理店から言われたとおりチケットのレシートを持参して行ったのだが,チェックインしようとしたら機械から嫌われた。仕方がないので人間のいるカウンターに行くと,「座席を確認します」とかでどこやらに電話し始める。ホントに大丈夫なのかとまたまた不安になったが,大丈夫でない理由もないし,無事チケットを手にすることができた。 飛行機に乗ってしまえば後は到着を待つだけなので,ひと安心。日本の航空会社なので言葉の問題に悩むこともなし。エコノミーなので機内食はマズいのは仕方がない。「シーフードカレー」か「たいめいけんのハヤシライス」という選択肢でハヤシライスにしてみたが,どこがたいめいけんなんだか,やたらと甘かった。茂木氏を問い詰めたい。でもビールも飲めちゃったしひとまず満足。 サンフランシスコ到着が日本時間の午前3時15分なので,何とか眠らなければならないと考えたが,エコノミーの座席でぐっすり眠るのは至難の業である。おまけに右隣の席の男性(学会に参加する医者のようだ)が気に入らない。座席についている小型テレビをずっと観ているので真っ暗にならないし,何か臭うし,脱いだ靴が散乱していてもそのまんまだし,鼻水が出るならティッシュでかめばいいのに,ずるずる鼻をすするし。通路側の席にしてもらったので左側には誰もいないのだが,両方こんな人に挟まれていたらもっと悲惨だっただろう。会社の同僚が出張前に,隣の人がいきなりウエェ~と戻した,という衝撃的な経験を話してくれたので,それよりはだいぶマシだなと思うが。 午前1時頃になると機内も明るくなり,またもや機内食が出てくる。今度はフレンチトースト,スクランブルドエッグ,ソーセージにフルーツ,ヨーグルト,とオーソドックスな内容だが,なぜかクラッカーとチーズ,バニラアイスクリームがついてきたのには首をかしげた(しかしそれなりに食べておいてよかった。なぜなら,ホテルに着いてからはいろいろと時間がなく,結局夕食を食べずに寝ることになったからだ)。 飛行機は予定通り着陸したが,入国手続きは難航した。US CitizenとVisitorとに分かれて進むのだが,係官のところにたどり着くまでに1時間以上かかる行列だった。やっと係官のところに行くと,あれこれと聞かれてうるさかった。指紋を取られたり写真を撮られたりするのも気に入らない。別にこの国に移住したいとかここで働きたいとか,全然思わないから。 ホテルのチェックインは16:00からとなっていたが,4時間以上つぶさなければならない。日本でトラベラーズチェックを購入しておいたのだが,手許に少し現金があるほうがよいと思い両替所で換金しようとしたら,東洋人の女性が日本語で,手数料がもったいないから買い物でもしてくずせば,と言う。そこで空港ビルの中の書店に入り,フェデラー・ナダルが表紙になっている「STROKES OF GENIUS」というペーパーバックを手に取った。13ドル95セント,ちょうどいいじゃない,と思ってレジに行くと,店員が「100ドルからじゃ釣りがねぇ」と抜かすので結局クレジットカードで買うハメに。これじゃお金くずせないじゃん。日本だったら,少なくとも空港に入っているような書店だったら,釣りがないなんて言わないよな,と思い相当ムッとした。結局並びのセフォラで化粧品を買った。 ただこれだけのことで疲れてしまい,とにかくダウンタウンに出てみようと思いつく。30分もタクシーに揺られると酔ってしまうので,BART(Bay Area Rapid Transit)に乗る。しかし,切符を買おうとして戸惑った。何が何だかさっぱりわからない。銀行のATMみたいな画面の横にボタンが並んでいるが,何をどう押せというの? 香港の地下鉄・鉄道などに比べても難解だ。しかも先ほどの買い物では結局小額紙幣をゲットできなかったのだが,両替機もないため現金では買えなさそう。理解できなかったので諦めてクレジットカードを差し込むと20ドル分のプリペイドカードみたいなチケットを出すことに成功,改札へ。しかしここでもチケットの裏表を間違ってチケット口に差し込むというミスを犯し(絵柄のない,白いほうを上にするのが正解),通りすがりの男性に誤りを指摘された。ああやれやれ。もう日本に帰りたい。それでもタクシーよりはいい,と自らを鼓舞させる。 BARTのSan Francisco International Airport駅 車内はこんな感じ。日本人らしき人たちがいた。地下を走ることが多く何となく暗い こんな面倒なシステムのせいか,電車は空いていた。地上を走ったり地下に潜ったり,合間に窓から見える景色は,やはり日本とはちょっと違っていた。建っている家が同じ規格で可愛らしく並んでいたり,道を走る自動車と自動車の間隔がかなり開いている。 車内に入れば,日本と同様に「次は何々駅」とアナウンスがあるので,とにかくPowell Streetで降りること,Civic Centerの次!と注意して聞いていた。 ちゃんとPowellで降りることができた。やった~! ここには観光案内所があるので,何枚かパンフレットを貰っていく。間違えて「San Francisco Official Gay & Lesbian: Map & Guide」というのまで貰ってきてしまった(ホテルでよくよく見てびっくり。シュワちゃんが言ってた「何でもアリフォルニア」って本当だな)。 しかし方向音痴に異国の街はツラい。どっちが東でどっちが南か,一度外へ出てみたものの,原宿みたいな露天が出ていたりミュージシャンが歌っていたり,何か怖そうな人が「Hey, sister!」とか声をかけてきたりするのでビビり,もう一度地下の駅構内に戻ってホテルに一番近い出口に向かった。ひょっとしたら,駅構内のほうがヤバかったかも。人が多いほうが安全だったかもしれないが,とりあえず何事もなく目的の出口から出られて,やっとの思いで目指す4th Streetに出ることができた。後は,この通りに交差する通りを探すだけ。で……無事チェックインできました。予定よりずいぶん早かったのに,フロントの人は全然気にしていなかった。この点には大いに共感した。ネットの接続方法などあれこれ説明され(だいぶ聞き飛ばしたが)「とても眺めのいい部屋ですよ~!」と言われて,とびきりの笑顔(のつもり)で「Thank you very much!」。 部屋はツインルーム 窓の下の風景。教会がある 右には海が見える 空港の書店で買った本
by slycat
| 2010-05-29 19:07
| 旅行
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