カテゴリ
全体ハムスター テニス ミステリ 日常のこと 音楽 その他スポーツ 大相撲 映画 小説 ドラマ 高校受験 文楽 旅行 ウサギ モルモット 未分類 以前の記事
2019年 07月2016年 08月 2016年 03月 2016年 02月 2012年 09月 2011年 07月 2011年 03月 2010年 10月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 02月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 07月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 最新のトラックバック
お気に入りブログ
More to lifeはむぅの宴 la mer | アンデ... よる記。 メモ帳
ライフログ
検索
タグ
テニス観戦
男子テニス
感想
グランドスラム
飼育
おばさんのたわ言
雑感
マスターズシリーズ
ハムスター
習性
趣味
モルモット
映画鑑賞
思い出
勤め人の悲哀
ハムスターの病気
ゲーム
女子テニス
読書
ウインブルドン
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
薬を飲まずに風邪を治すには?
土曜日から風邪にやられている。朝起きたら喉が腫れ上がっており、咳が頻発。あまりに苦しいので、つい抗生物質を飲んだら、また蕁麻疹が出てしまい、また顔が変わってしまい、またショックを起こしてしまった(1月に同じ薬を飲んだときには起こらなかったのに……体質が変わったようだ)。全身に冷や汗が出て体温が下がるのを感じた。
しかし、一度レベル10のショックを経験したので、ああこれはかなりヤバい、と思いつつも、前回のレベルまでは行っていないことが自分でわかった。蕁麻疹が出たときのためにかかりつけ医からプレドニゾロンを処方されていたのですぐ服用し、息子をドラッグストアに走らせ携帯酸素を入手すると、その後はひたすらじっと嵐が過ぎるのを待った。そして、運よく災難は去った。 本当は、すぐ病院に行ったほうがよかったのだが、苦しいと外にも出ることもままならないので救急車を呼ぶほか手段がなく、我慢してしまった。自覚したとおり、今回のレベルはMAXに達していなかったようだが、これを読んだ方は決して真似してはいけません。 土日の2日間、顔の浮腫がとれず、うわー会社に行くときどうしよう、サングラスかけていかないと駄目かなぁと思っていたが、月曜日を迎えたら、ちょっとむくんでるかな、くらいに腫れもひいていたのでそのまま出社。誰も気がつかなかった。 こういう不自由な身体になってみてしみじみ思うのは、今まで、いかに薬漬けの生活を送ってきたか、である。すぐに抗生物質、すぐに咳止め、抗炎症薬に鎮痛薬、ありとあらゆる薬を飲んでいた。 しかし、どの薬でショックを起こすのかわからないので、今後は薬を飲まない生活にシフトしていかなければならない。とりあえず抗生物質(今回はキノロン系)は駄目だということがわかり、前回入院したときの薬も駄目。幸い、喘息の薬ではアレルギーは起こらないことがわかったので飲み続けられるが、それ以外については、自分を対象に人体実験することになってしまう。そんなことをするくらいならキッパリ薬と縁を切るほかない。 それにしても薬に頼らないというのは難しい。梅干しにレモンと風邪によさそうなものを摂取、胃に負担をかけないようにとお粥を食べる。しかし即効性はないので、月火と頑張ったが、今日は会社を休んだ。結局休養が一番なのだと思う。 昨日の夜テレビをつけたら、厚生労働省に“病気”と認められていない病気のため苦しんでいる人々の状況を伝えていた。“病気”じゃないから健康保険が使えず、医療費はすべて自己負担となる。診断基準やガイドラインの作成については学会内でもめており、いつ実現するのかわからない。 “風邪”だって、実のところ“流行性感冒”、“かぜ症候群”などと呼ばれ概念は曖昧なのだが、ちゃんと保険が使える。なんだかおかしい。「あなたは微熱があって咳が出ていますが、鼻水が出ていないから診断基準によれば“風邪”とは認められません。お薬が欲しいなら自費でどうぞ」なんて言われたことないよね病院で。 むしろ、医師に「今日はどうしました?」なんて聞かれて、「はい風邪です」と答えれば、「ああそうですか、喉が赤いですね、じゃお薬出しときましょう」……というのが日常風景である。とりあえず歩いて病院に行けるくらいの病気に保険が利き、歩くのもままならない病気に保険が使えないとは……。 自分より苦しんでいる人はいくらでもいる。摩訶不思議な医学界に疑問を抱きつつ、どっぷりと保険薬の恩恵に漬かってきた自分を恥じ、この風邪が治ったら、今度こそ体質改善、体力増強だ、と誓うのだった。
by slycat
| 2007-04-18 14:09
| 日常のこと
|