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ミステリ・テニス・ハムスター・モルモットについてあれこれと……
by slycat
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Monte-Carlo決勝

R. Nadal d. R. Federer 6-4, 6-4

決勝の日のモンテカルロは曇り空。雨の予報も出ていたらしいが、だんだん晴れてきた。フェデラーは深紅のウェア、ナダルはターコイズ・グリーンと黒のウェア。お互いバンダナを“鉢巻き”スタイルに巻いている。ナダルは、インディアン・ウェルズとマイアミのときはラーメン屋のお兄さん風に頭をすっぽり覆うようにバンダナを着けていたのだが、また元に戻したようだ。個人的には前のほうが好き。
 ナダルとフェデラーの決勝カードは2005年、2006年に続いて3回目。いずれもナダルが優勝しており、今年再び優勝すると、イリ・ナスターゼ(ルーマニア、1973年のNo. 1)以来の本大会3連覇ということになるらしい(ナスターゼの連覇は1971〜1973年)。

第1セット。昨日の対フェレロ戦と同様、フェデラーは最初から飛ばしているな、という印象。ナダルのほうも、相手がフェデラーだからか少し気負いがみられる。最初のゲームをフェデラーがキープすると、第2ゲームではすぐにフェデラーがブレイクポイントを握る。ナダルがこれをかわしたものの、初っ端から熱戦の予感。
 ダブルフォルトもあったし、どちらかといえばナダルのほうがデュースに持ち込まれるのだが、表情を見ると苦しそうなのはむしろフェデラーのほう。1stサーブが全然入らない。フレームショットが多い。9ゲーム目でナダルがついにブレイク。10ゲーム目をキープして1セット先取。フェデラーのアンフォースト・エラーは19本で、ナダルの13本を上回った。

第2セット。今度も先にブレイクしたのはナダル。フェデラーは何度もネットに出てボレーで決めようとするが、やはり変なタイミングでフレームショットが出てしまう。第7ゲームでは3回のデュースでピンチに追い込まれたが、フェデラー、ここは踏ん張った。残念そうなナダル。
 しかし続く第8ゲームはあっさりナダルがキープ、第9ゲームになってもやはり1stサーブは入らない。またもやダブルフォルト。あわやこれでゲームセット?と思われた……しかしフェデラー、ここでも踏ん張った。
 だがフェデラーの奮闘もここまで。ナダルが優勝した。フェデラーのアンフォースト・エラーは38本、ダブルフォルトは4本、ウィナーは19本でナダルと同数だったが、ナダルのエラーはフェデラーの半分、ダブルフォルトも第1セットの1本にとどまった。

こうやって毎年決勝に上がってくるところを見ても、決してフェデラーがクレー・コートを苦手としているというわけではないだろう。ナダルさえいなければ、とっくに優勝していてもおかしくない。ローランギャロスのタイトルも当然獲っているに違いない。苦手なのはコートではなくて、ナダルというプレイヤーなのだろう。
 物凄く悔しい気持ちだと思うが、ファンとは妙なもので、一つくらい苦手なものがある選手のほうが親近感が湧く。ナダルにしても、クレーでは負けなしなのにNo. 1になれず、悔しい思いをしているのだろうからおあいこということで。まぁこれでいいんじゃないの、という結果である。

セレモニーでのスピーチ、フェデラーはフランス語で話し、ナダルはスペイン語で話したので何を言っているんだかサッパリわからなかった(ちぇっ)。次回の舞台はローマ、さてまた同じ顔合わせの決勝となりますか。
by slycat | 2007-04-22 23:33 | テニス
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