ミステリ・テニス・ハムスター・モルモットについてあれこれと……
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ナダル全仏3連覇達成!

R. Nadal d. R. Federer 6-3, 4-6, 6-3, 6-4

23時を過ぎ,「俺,朝練があるから寝る」と息子が立ち上がる。「俺の予想では,ナダルの3-1だから」。親のほうは,先日のハンブルクでの映像が頭に焼き付いているので,ナダルが勝てるかどうかわからなかった。
 しかし,試合が終わってみれば悔しいことに息子が言ったとおりの3-1。2007年の全仏オープンは男女ともに3連覇が達成された大会となった。

ナダルはいつもどおりに見えた。何となく,どこかが違ったのはフェデラーのほうだった。第1セットだけで10回のブレイクチャンスがあったのに,1つもブレイクできなかった。テニスのレベルが高過ぎるので,どこがどう悪いのか表現できないが,何かシャキッとしなかった。

第2セットの第7ゲーム,ネットアプローチが功を奏してようやくフェデラーがブレイク。おかげで第2セットを取ることができた。しかし,フェデラーがナダルをブレイクできたのは,後にも先にもこのセットの1回きりだった。

第3セットではまだ覇気があったと思う,しかし第4セットとなると,フェデラーの顔は自分から負けを認めているような感じだった。ナダルのほうは,フェデラーが放つ多彩なショットに苦しみつつも,最後まで自分のプレーを続けることができた。リズムを狂わされることはなかった。フェデラーのブレイクチャンスは17回,そのたびにハラハラしたのだが,結局ナダルは16回凌いで傷を負わなかった。

フェデラーが打った最後のボールが自分の目の前でアウトになったとき,ナダルは両手を挙げて後ろにひっくり返った。試合後の握手のため,慌てて立ち上がり,土で汚れた手をゴシゴシと拭いてから,No. 1プレイヤーに差し出した。いつもなら,もう少し爽やかに微笑むはずのフェデラーは,笑顔を作ることができなかった。

セレモニーの待ち時間,そしてセレモニーの最中も,フェデラーの表情は哀しげで,見ていて居たたまれない気持ちになった。この日のためにトレーニングを積み,戦略を立て,コーチまでクビにして臨んだローランギャロスだったのに……何がいけないのか,彼にも誰にもわからないだろう。
 スピーチでは「応援してくれたのに,今日は申し訳ありません。実はこの大会が一番好きで,取りたいタイトルなんです」と語ったようだ(ダバディさんの同時通訳による)。試合が終わっても,自分のミスが許せないようだった。
 
勝って,しかもボルグに並ぶ記録を達成して,嬉しくてたまらないはずのナダルにも笑顔がなかった。グーガことグスタボ・クエルテン(プレゼンター)に話しかけられてようやく笑ったが,派手に喜びを表すことはなかった。フェデラーの表情から気持ちを察したのだろうか,これも珍しいチャンピオンだった。

正直に言って,3連覇まで来たんだから,来年はナダルにぜひ4連覇を達成してもらって,プレゼンターとしてボルグが招待されて,ボルグに「次はウインブルドンだね」なんて声をかけてもらうのが美しいと思うのだが,フェデラーの哀しそうな顔を見ると,想像にも歯止めがかかる。
 どちらにも勝たせたい。しかしテニスには「引き分け」というものがないので,誰かが勝ったら誰かが泣くことになる。厳しいスポーツである。

しかし,試合後の記者会見では,フェデラーは「もし今日勝っていたら目標がなくなってしまっていただろう,まだまだ追求は続く」と話したらしい。いつまでもくよくよするのは,王者には似合わない。

全仏オープンは終わった。あっという間に次は芝の季節,そしてウインブルドンが待っている。今度はフェデラーのほうに5連覇のプレッシャーがかかることになるが,彼はきっと記録を更新するだろう。
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by slycat | 2007-06-11 18:43 | テニス
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