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古龍が読みたい
武侠ドラマ『大旗英雄伝』の最終回を見た。えぇ〜っここまで引っ張っておいてそれはないでしょう、という終わり方。ああ可哀相な水霊光……。
古龍は自分が創作した作中人物をほかの作品に登場させることがよくあるそうで、鉄中棠も楚留香シリーズ(小学館文庫)の中で「大侠」と呼ばれ名前だけ出てくる。大侠と言われるようになるくらいだから、ほかの作品で別の活躍が描かれているのかもしれないが、最終回を見たかぎりでは何だか騙されたような気持ちである。もっと別の結末を期待していたので、少しがっかりしてしまった。 それにしても、日本では古龍の作品を読むのが困難だ。以前は複数の出版社からいくつかシリーズが出ていたのだが、売れなかったのだろうか、今では絶版のようだ。古書店で買おうとすると、高いものは1冊9,000円近くする(ひどーい)。 武侠小説のもう1人の巨匠、金庸のほうは、徳間書店が頑張ってくれているためいろいろ読める。これは本当に有難い。 以前『天龍八部』を5巻まで読んだところで6巻を買おうとしたら版元品切と言われ、「徳間よお前もか」と目の前が真っ暗になったが、顧客サービス係に問い合わせたらすぐに回答がきて、いついつに出ますから、と教えてくれた。その後予定通りちゃんと増刷され、全8巻読み通すことができた。徳間書店様々である(注:この会社の回し者ではありません)。 先週、国立劇場の文楽12月公演を見に行ったのだが、演目の1作目『信州川中島合戦』輝虎配膳の段には『三国志(演義)』のエピソードが使われている、とパンフレットに書かれていた。 中国の小説は、大昔から日本にとって馴染み深いものだったはずである。『三国志』『水滸伝』はシミュレーション・ゲームの世界でも根強い人気がある。今の日本ではウケない、という理由は見当たらないのだが……。 以前小学館から出ていた古龍の「陸小鳳伝奇」は、昨年早稲田出版というところからシリーズで3冊刊行された。が、その後ひっそりとしている。翻訳が大変なのか、やっぱり売れないのか。せっかくなのだから、続けてほかの作品も世に出して欲しいものである。出版社というものは、儲けを追求するばかりでなく、文化を守り担っていく役割があると思うから(無理かなぁ……)。 どうしても、どこからも出版されないというならば、中国語を勉強して原書を読むしかない。うーん、しかしこれは……一生かかっても無理そうだ。鉄中棠のその後が知りたいだけなのに。誰か翻訳してくれ〜!
by slycat
| 2007-12-22 02:10
| 小説
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