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ミステリ・テニス・ハムスター・モルモットについてあれこれと……
by slycat
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夏も終わり

息子の夏休みも残り1週間。落語に行きたい、行きたいと言うので、たまたまチケットが取れた「米朝一門—獅子十六の会」に連れて行った。場所は朝日新聞社の中にある浜離宮朝日ホール(小ホール)である。

せっかく築地くんだりまで行くのだし、落語会の開始が午後1時からなので、やはり何か美味しいものを食べたい、ということで「吉宗」へ。以前、職場が銀座だった頃は週1回はお昼を食べに行っていたのだが、6〜7年のご無沙汰である。
 このお店は長崎料理の専門店で、お目当ては大きな茶碗蒸し。子供の頃、母が作ってくれる茶碗蒸しが好きだったが、小さな器でいただくものなので、いつも物足りなかった。今は自分で作るが、卵液を漉したり具材を揃えたりと結構面倒くさく、茶碗蒸しを作る日は手が回らずにほかのおかずが貧相になってしまう。
 あぁ、茶碗蒸しを丼で食べたい……そんな意地汚い願いを叶えてくれるのがこのお店なのである。丼といっても勿論ラーメンの丼ほど大きいものではないが、かなり大きいので満足度は高い。この大きな茶碗蒸しにご飯、ほかにちょっとした料理がついた定食が用意されている。当日は雨で涼しかったので、熱々の茶碗蒸しが有難かった。
夏も終わり_f0061021_23435072.jpg

満腹になったので築地へ移動する。朝日新聞社へ向かう道に大きなエスカレーター付きの歩道橋が架かっている。エスカレーター付きというのが嬉しくて、お気に入りの歩道橋なのだが、この日はてっぺんで何か撮影が行われていた。CMなのかドラマなのかはわからないが、見晴らしがよいので選ばれたのだろう。藤村俊二さんを間近に見たのはラッキーだったが、お気に入りの場所が雑然としていたのは少々気に入らなかった。

そのまま、まっすぐ行けばすぐ朝日新聞社。建物に入っていったん外に出ると新館がある。開演15分前に中に入った。浜離宮ホールに入るのは初めて。かなり後ろのほうの席だったのだが、後ろでかえってよかったようだ。前のほうの椅子はあんまり座り心地がよくなさそうで、しかも平らな床に椅子が並んでいるので、前に座高の高い人が座ったら噺家さんの仕草など見えなかっただろう。後ろのほうは階段状になっているので、誰が前に座っても大丈夫である。

「獅子十六の会」はその名のとおり16人の若手落語家による落語会で、今回われわれが行ったのは昼の部。昼夜8人ずつ出演する構成になっている。出演者は桂さん都/吉の丞/佐ん吉/雀五郎/ひろば(マジック)/吉坊/紅雀/歌之助/吉弥、噺は動物園/時うどん/おごろもち盗人/初天神/江戸荒物/青菜、ここで中入りとなり、続いて佐々木裁き/遊山船で、最後に大喜利がある。
 私も息子も落語通というわけではないので、初めて聴く噺家さん、初めて知る噺ばかり。吉坊さんという噺家さんが女性なのにはびっくり。全然違和感がなかったので最初は全然気がつかなかったが、何となく声が男性と違うかな、と途中でようやく判明した。息子は今回の中では彼女の噺が一番面白かったそうだ。ドラマ「ちりとてちん」ではヒロインが「おかあちゃんになる」からと落語家を廃業してしまって鼻白んだが(働く母としては仕事をナメんな!と言いたい)、吉坊さんにはお婆ちゃんになるまでどうぞ噺家を続けてもらいたい。

どの噺も非常に面白くて、腹の底から笑わせてもらい、日頃の鬱憤も吹き飛んだ感じがした。よい気分のついでに再び銀座方面に歩いて「ウエスト」へ行き、息子にケーキを食べさせて私はアイスコーヒーを飲む(残念なことに今年の4月から禁煙になっていた!)。

家に帰ってモルモットのプーを洗ったり、ハムスターどもに餌をやったりしてから外で夕食をとり、今度は北京オリンピックの閉会式を見るためテレビの前に家族で集合。開会式に劣らず派手な演出を楽しんだ。
 次回はロンドン開催ということで、イギリスによるパフォーマンスも披露されたが、ジミー・ペイジが出てきたのには驚いた。うわぁ〜噂は本当だったんだ。ベッカムも出てきた。イギリスが世界に誇るものはやはりサッカーとロックなんだろうか。
 中国(アジア)のミュージシャンによるコンサートが始まると、ケリー・チャン、ピ、カレン・モク、ジャッキー・チェン、そしてアンディ・ラウが確認できた(ほかはよくわからない)。好きなスターがハレの舞台で楽しそうに歌うのを見るのは、単純に嬉しい。
 今回、オリンピックの陰で取り残された人々や、マラソンコースを囲む壁の後ろに隠された廃屋などの映像が「これでもか」というふうに報道されることが多かったが、1964年に東京でオリンピックが開催されたときにもいろいろあったのじゃなかったか。
 外国を批判するのは簡単だが、1つの国がこれだけの規模の祭典運営を立派に務め上げたことを単純に褒め讃えてもバチは当たらないと思う。何だかんだ言って毎日楽しかったんだし。ホントに本気で再び東京オリンピックを開催しようとするのなら、そのときこそどこからも批判を受けない、誰もが満足する祭典を実現すればそれでいいんじゃないかな。

祭りの後はいつも寂しい。今日から何を楽しみにしようかな……と思ったら、US OPENが開幕するのだった。夏はもう少し続きそうである。
by slycat | 2008-08-25 11:39 | 日常のこと
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