ミステリ・テニス・ハムスター・モルモットについてあれこれと……
by slycat
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久しぶりのフィルムセンター

27日の夜に大阪から帰り、翌日は当然仕事、なかなか文楽のことが書けずにいるが、29日は京橋のフィルムセンターの「発掘された映画たち2008」に行ってきたので、まずはその感想を……。

以前(といっても大昔だが)は銀座のみゆき座や池袋の文芸座で、比較的簡単に古い名画を観ていたのだが、みゆき座はなくなり、文芸座は復活したものの仕事のためなかなか行けなくなって、ケーブルTVの放送を待つだけ。フィルムセンターに行きさえすれば結構観られるのだし、映画は映画館で観るもの、これではいけない、と思いつつ、行動に移れないでいる。

そんな中、伊藤大輔監督、市川右太衛門主演の『薩摩飛脚』(1938年)がアメリカで発見されたこと、フィルムセンターで上映されることをテレビで知る。画面に映ったラストの立ち回りシーンに心惹かれて、重い腰を上げた。それほど力のあるシーンなのである。

実は京橋のセンターに行くのは初めてである。以前竹橋に移っていたときは何度か行っていたのだが、上映前に入場のため並ばなければならず面倒だった。人気のある映画の場合は少なくとも2時間前にはセンターに到着していなければならなかった。
 今回は夫が先に家を出て1時間前から並び、私は遅れて到着。途中携帯メールで状況を訊きながら会場に向かったが、かなり並んでいるとのこと。席は確保できるだろうが入場は微妙、という答え。地下鉄の中ではどうすることもできず、とにかく行くしかない、と車両の中で焦っていた。
 着いてみると確かに行列ができていたが、ちゃんと入場できた。意外と中は広いので、そんなに焦る必要はなかったかなぁなどと思う。

今回の『薩摩飛脚』はトーキー作品だが、サウンドトラックが消失しており、本当の無音である。無声映画ではないので字幕もなければ音楽もない。映画が始まると、場内はシーンと静まり返り、観客の咳払いだけが響く。そして徐々にいびきが聞こえるようになる。

台詞がわからないので心配していたが、さすがに伊藤大輔監督は無声映画時代から映画を撮っている人なので、音がなくても大丈夫。話は早いテンポでどんどん進んでいくが、ちゃ〜んと話の筋がわかる。大したものだ。音と言葉に頼っている現在の監督たちには、とてもこんな画面は作れないだろう。

薩摩に派遣されていた幕府の密偵、神谷金三郎(右太衛門)が、囚われ人質になった同僚の松村四海を置き去りに江戸に帰ってきたことをほかの武士たちからさんざん責められている場面から映画は始まる。さすがにこの経緯は台詞がないとわからないのだが、松村の妻・お静は神谷のかつての恋人だった。
 お静は松村の弟・欽之助と暮らしているが、お静の再婚話が持ち上がるなどの状況を憂いて欽之助は兄を探しに薩摩に旅立つ。この欽之助君がなかなか可愛い。女の子みたいだと思っていたら、やっぱり日高松子という女優さんだった(観客席のオールドファンが「あっ日高松子だ!」と仰っていたので、当時はそれなりに人気のある人だったのだろうね。オールドファンに感謝)。

欽之助を追って旅立つ神谷。途中遊び人みたいなのや巾着切と知り合いながら旅を続ける。見るからに怪しい破戒坊主みたいなのが現れたり、薩摩方が現れて斬り合ったり、困難が続くが、肝腎の欽之助は目の前で攫われてしまう。
 はるばる大阪まで行ったところで、欽之助と松村は江戸へ送られたということがわかる。江戸へ引き返すと、薩摩屋敷から呼出状が届く。神谷は単身、屋敷へ乗り込んで行く。

そしてここからがお待ちかねの立ち回りシーン。いやぁ、凄いです。伊藤大輔監督は「移動大好き」と呼ばれており、移動撮影ではピカイチとの定評なのだが、この映画でも存分にやってくれる。
 移動だけでなく俯瞰で驚かせたりもしてくれるのだが、屋敷に入った途端、右太衛門が床で転がりながら(転がるというのは少し語弊があるが、要するに座った状態で)の斬り合いを始めてびっくり。その後部屋を移動しながら奥へ、奥へと行くが、何しろ多勢に無勢、なかなか前に進めない。これをカメラが寄ったり引いたりしながら見せる。右太衛門って、今の感覚で言えば結構「小太り」なんだけど、素早くて美しい動き。思わず見とれる。
 ようやく奥まで行くと、松村が金網のある小部屋、竹の籠に閉じ込められているのがわかる。松村の口が「馬鹿っ」と動いたのがわかったので、自分に構わず逃げろ、と言っているのだろう。神谷は必死に斬り合いながら、小部屋の鍵を何とか外そうとする。
 しかしここでいかにも悪そうな奴が出てきて、神谷を槍で突く。これにもびっくり。えっ嘘、右太衛門、スターなのにここで死んじゃうとか? 神谷絶体絶命のピ〜ンチ! そこへ……!!! と、あらすじはこれくらいにしておこう。

あとで聞いたら、「薩摩飛脚」とは、薩摩へ隠密で入ると、言葉の違いなどからすぐにそれとバレてしまい、行ったら最期、江戸には戻れない、という意味なのだそうだ。隠密、お庭番については岡本綺堂のおかげで多少の知識があったので何となくわかった。
 また文楽のおかげで、「実は彼はこういう人物だったのだ〜」という展開にも馴れており、若い頃ならわからなかったかもしれないお話も、すんなりと頭に入ってきた。途中、大石内蔵助よろしく神谷が「昼行灯」みたいに暮らしているのも、ハハァこれはお約束ですね、と理解できる。

市川右太衛門の素晴らしいこと。私は丸根賛太郎監督の『天狗飛脚』(こっちは本当に飛脚)を観て彼のファンになったのだが、残念ながら観た作品は少ない。もっと観たいものだ。と言うか、観なければ。とにかく、ただ立っているだけで「スター!」という風格があるし、走ればもっと美しい。周囲に何を言われようと、実は信念の人であり、非常に心優しい人である、というのが顔を見ただけで納得できる。心から惚れ惚れする。
 久しぶりにいい映画を観られて満足、満足である。これで音が入っていたら、市川右太衛門様のよい声も聞くことができたのだが……そこは仕方がない。発掘され、観ることができただけで感謝しよう。

こんないい映画がアメリカで発見された、というのは情けない。しかし、フィルムセンターの地道な発掘努力によって、こうやって陽の目を見ることができたのは評価したい。大変な作業なのに、センターには職員が何と11人しかいないという(フランスのシネマテークは職員300人だって……)。日本の大事な財産なんだから、国がきちんと保存しておくべきだし、ちゃんとお金をかけて欲しいな。ここで声を大にして言っておきたい。そして最後に、まだ見つかっていない『浪花女』を早く見つけて欲しいものである。
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by slycat | 2008-04-30 03:23 | 映画

ランニング・コスト

朝、息子が学校へ行く支度をしていると、息子の部屋でドタンバタンという音がする。「ウーさんが逃げたんじゃないの?」と確かめさせると、果たしてうさぎのウーさんがケージから脱走していた。少し時間があったので野菜をやってみたが、いつもならガツガツと食べるウーさん、全然食べない。これは病気だ。そう確信したので、学校から帰ったら動物病院へ行け、と命じた。

この動物病院というのがクセモノで、費用がどれくらいかかるのか、行ってみないことにはわからない。念のため1万円渡して、まぁ5,000円もあれば足りるだろうけれど、などと思っていた。

ところが……。息子から「凄い金額になった」と電話。何と9,135円も支払っていた。明細書を見たら、注射2本にレントゲン、薬代と診察料。予想外である。
「で、何の病気だったの?」と訊いたら、「食べ過ぎだって」。

!!!!!

何ですとぉぉぉ??? 開いた口がふさがらない。

もっと詳細な説明を求めると、きちんと出るものが出ずに腸にガスが溜まってしまい、その結果食欲がなくなり元気がなくなったのだということだ。
 人間で言えば便秘か? そんなことでこんな金額に……。しかしウーさんはペットなので、自分ではどうすることもできず、放っておけば身体のあちらこちらに障害が出てしまうだろう。たかが便秘といえども、治療しないわけにはいかないのである。

モルモットのプーもお金がかかっているが、ウーさんも負けてはいない。もともと息子が自分の小遣いで買える程度のお金で連れて来た子たちだが、ランニング・コストがかかること、かかること。
 明日は1人で大阪へ行き、文楽鑑賞にグルメ!と楽しみにしていたのだが、旅行の前日にこれかいっ。実に腹立たしい。

しかし元気のないウーさんのつぶらな瞳を見ると、文句も言えない。このツケはしっかり息子に身体(バイト代)で支払ってもらおうじゃないか。

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by slycat | 2008-04-25 19:34 | ウサギ

悪は罰せられ、正義は勝つ(のかなぁ)

検視審問ーインクエストー
パーシヴァル・ワイルド/越前 敏弥 訳 創元推理文庫

江戸川乱歩が絶賛したという幻の名作(1940年)だそうだ。そう言われると読みたくなるではないか。検視審問という制度が日本にはないので事情はよくわからないが、アメリカでは死因を法的に確定するために行われ、検死官、検視陪審員が証拠、証人の証言を基に事件を審議していたらしい(現在でも行われているかどうかは知らない)。

古き良き時代の雰囲気が漂っているかと思えば、意外と古さは感じないが、お膳立てはオーソドックスである。舞台はコネチカットの小さな町に住む人気作家ミセス・ベネットの館。彼女の70歳の誕生日に起こった殺人事件。犯人は誰か、そして何のために殺したのか。この謎を4回にわたる公判の中で解いていく。

ユーモアのひねりが効いていて、読んでいると思わずニヤッとする箇所がふんだんにある。正論を吐く者に限って大した人物ではないとか、文学と三文小説の違いとか。著者の本業は劇作家だそうで、なるほど登場人物の一人ひとりが生き生きと描かれており、忘れ難いキャラクターが次々と現れる。

以前、「どうして人が殺される話なんかを面白いと思うの?」と訊かれたことがあるが、ミステリを読む楽しみとは、人間性についてあれこれ考えることじゃないかなと思っている。
 現実の世界でも毎日のように事件が起きているが、それはなぜなのか。何が人を追い詰めるのか。ミステリ作家が描きたいのは、つまりそういう問いへの彼らなりの回答なのだと思う。そして悪が滅び、正義が勝つ結末であって欲しいと望むのは、現実においても希望を持ち続けたいからにほかならない。

事件の謎そのものは、こんなものか、という感じだし、割合初期の段階で犯人はそれと知れてしまうのだが、それは本書を楽しむ上では些細なことである。公判において読み上げられる、あるいは語られる証言の裏表に、「ははぁ、そうきたか」「ほぉ〜なるほどね」とうなずきつつページを繰り、最後に本を閉じるときにはふーっと息を吐いて、「いやぁ〜お見事!」と言いたくなる。巧みな話術にぐいぐいと引き込まれていく満足感。作者の人間観察は大したものだ。

最近は面白いミステリを探すのがひと苦労となってしまったが、創元でこうして過去の名作を復刊してくれるのが楽しみだ。本作の続編もいずれ刊行されるというので、期待して待っていよう(あまり間をおかずに訳してくれると有難い)。

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by slycat | 2008-04-21 01:45 | ミステリ

グルーミング

プーとの憩いのひととき。野菜を与えて安心させ、膝の上にペットシーツを敷き(お漏らし予防)、ブラシをかけて毛並みを整え、抜け毛を捨てる。疥癬に苦しんでいるプーだが、禿げなど皮膚の異常は見当たらない。ハムスターの絹毛に比べれば“剛毛”だが、ふさふさ・しっとりしている。

何とか疥癬をやっつけたいので、除菌効果があるというスプレーを入手した。大体、ダニというものは動物の皮膚の角質を栄養源にして生きているので、とにかく清潔にしてダニが生息できない環境を作ろうと思う。犬用に販売されている商品だが、「ペットが舐めても大丈夫」ということだ。ブラシに少し吹き付けてブラッシングし、綿棒にも染み込ませて耳掃除もしてみた。

プーはおとなしいので何をしても抵抗しないが、頸の辺りをブラッシングするとなぜか上を向いてしまい、やりづらいことこの上ない。しかしブラッシングそのものは嫌ではないようで、ときどき甘噛みしてくれる(そのため、プー抱っこのときは長袖のTシャツを着用)。

次の週末は大事なプーを家人に託して家を空ける予定だが、世話が行き届かないのではないかと心配だ。今のうちに十分きれいにしておこう。f0061021_051126.jpg
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by slycat | 2008-04-20 00:55 | モルモット

プーや

プーの受診日。すっきりしない天気が続いていたので、晴れてよかったなぁと思いながら病院へ行く。

すでに3回投薬しているが、プーの痒みはいまだに続いており、“発作”が起こったときのプーは哀れで見ていられない。今日もキャリーケースから出した途端に痒がって、膝の上で痙攣した。

先生がおっしゃるには、今まで比較的安全性の高い薬を使ってきたが、3回投薬してもまだ痒がるならば、もっと強い薬を使わなければならない、しかしその薬は効果は高いがモルモットには適応がなく、ダニが消滅した途端に突然死することがあるという。なぜそんなことになるかといえば、ダニとの闘いで副腎がフル稼働するために、副腎皮質ホルモンが枯渇してしまうからだそうだ。

自分自身、喘息発作のためにステロイドを3日間ほど大量に服薬し、服薬をやめた数日後にリバウンド(やたらとだるくなったりする)を経験したことがある。これは、服薬によって自分の副腎が怠けてしまう(ちゃんとホルモンを分泌しなくなる)ために起こる症状であり、少量のステロイドを再度服薬することによって症状は消える。プーにもステロイドの併用ができるかどうか訊いてみたが、モルモットにはステロイドを使うことはできないそうだ。

突然死は2回目の投薬後に起こることが多いという。正直なインフォームではあるが、だからといって可愛いプーをむざむざ死なせてしまうような選択が、私にできるだろうか?
 しかし治療しないで激しい痒みを放っておけば、プーには大変なストレスである。体力だって消耗するだろう。生きていてくれさえすればいい、という人間のエゴでプーに苦しい思いをさせることはできない。
 800gとすっかり重くなったプーのキャリーを運ぶため同行した夫と顔を見合わせ、どうすればよいのか途方に暮れた。

ここで、いきなりリスクの高い薬を投与するのではなく、ワンクッション置くことができる、という追加説明をいただいた。つまり、強い薬に移行する前にプーの免疫を高めておくのである。これをやっておけば突然死を防げるかもしれないし、最悪の事態になっても手は尽くした、ということになる。

溺れるものは藁をも摑む。当然のことながら、われわれはこの手に飛びついた。免疫賦活化作用薬(イムノブロン)とティーツリー・オイル(?だったかな)を処方していただく。
 薬は1包を6回に分けて水に溶かして内服(直接与えるか、ペレットにしみ込ませる)、オイルはベビー用綿棒にちょこっとつけてプーの皮膚に塗布してやる。身体のほうにはダニはいなくなったようで、どうも顔のあたりに潜んでいるらしい。オイルの香りをダニが嫌うそうなので、痒がっている顔につけてやるようにいわれた。

夜の餌の前にプーを抱っこし、注射器で薬を飲ませてみたら、意外と味は悪くないらしく、プーは口をピチャピチャいわせて飲んでくれた(ただ、あまりにも時間がかかるため残りはやはりペレットにしみ込ませておいた)。物凄く可愛い。オイルもつけてみたら、モルモットにとって嫌な匂いではなかったようで、暴れたり顔をしかめたりすることはなかった。

だけど何の因果でプーがこんな目に遭わなければならないのか。なぜもっと安全で効果の高い薬が開発されないのか。飼い主の頭の中はグチャグチャである。3週間後の再診に向けて、やれることがあればすべてやろう、そう決意した。いわゆる民間療法でも気休めでも構わない。絶対にプーを死なせたくない。

飼い主の心、モル知らず。プーは今夜もおやつのことだけ考えているようだ。だけどこれが幸せなんだよねぇ。プーが痛みも痒みもなく毎日過ごせて、おいしいものをたらふく食べて肥え太る、それが私の理想である。

(写真はちょいブレ)
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by slycat | 2008-04-13 00:44 | モルモット

馴れたみたい

モルモットのプーを自分の部屋に引き取ってから早3ヵ月。最初は超ビビリでさすがに泣きたくなったが、ようやく「あの大きな物体は、どうやらボクに餌をくれるようだ」ということを認識してくれた。少し前から、夜中のおやつの時間には扉の前に陣取るようになっていたが、最近はおやつを待つだけでなく、おやつを食べる間中、扉からどかない、というふうに変化した。

飼い主は日中の仕事で疲れており、翌日のことを思えば早く寝たい。しかしプーには関係ない。可愛い顔をしてお口をモグモグさせ、お腹が空いているよ〜とアピールする。これにはどうも勝てない。
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「プーのメロメロ攻撃!」

「飼い主はメロメロになった!」
「飼い主はプーにメロメロだ!」

「飼い主のパセリ攻撃!」
「プーのHPが回復した!」

と、まあこんな感じだろうか。しかし3ヵ月前のことを思い出せば、今のプーは別モルのごとく逞しく、そして少し図々しくなった。人が怖くなくなった、ということはストレスも減ったということなのだろうから、喜ばしいことである。


追記:そういえば、以前シュウ酸が心配だと書いたが、モルモットにはパセリを与えてもよさそうである。モルモットの尿はアルカリ性なので、シュウ酸による尿路結石は起こらないそうだ。むしろ、モルモットには大敵のカルシウムと結合するので、余分なカルシウムを排出させる手助けとなる効果が期待され、使い方次第ではむしろモルモットの身体によいらしい(出典:http://members.jcom.home.ne.jp/pitomi/hitorigoto/gakusyutyo/ca_syu/syusan.html)。
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by slycat | 2008-04-09 18:17 | モルモット

Sony Ericsson Open 2008決勝

N. Davydenko d. R. Nadal 6-4, 6-2

ダビデンコがやりました。初優勝かと勘違いしていたが、2006年のパリに続いてマスターズシリーズ2度目の優勝である。いや、強かった。スピード感のあるプレーで胸がスカッとした。

降水確率60%だったそうだが、マイアミの空は晴れ渡っていた。太陽が頭の真上でギラギラ輝いている上、風も強い。プレイヤーたちにとってはあまり有難くないコンディションである。案の定、試合開始後しばらく、ナダルもダビデンコも自分のペースを摑みかねているように見えた。
 ダビデンコは、サーブを打つとき、しきりに太陽の位置を気にしていた。またまぶしいせいなのか、風でボールがあおられるのか、ボールの落ちる位置の目測を誤り、よろめいてボールを打ち損なった。ナダルのほうも、フレームに当たったのか打ったボールがポ〜ンと観客席に飛び込んでしまうなど変なプレーが多かった。

何だかピリッとしない雰囲気を先に脱したのはダビデンコ。太陽のために絶好のチャンスでスマッシュを2本もミスしてしまい、かなり苛々していたことと思うのだが、そこはグッと堪えてラリーの中から徐々に自分を取り戻し、第7ゲームをブレイク。片やナダルはいいところが見え始めたぞ!と思うと続かない。準決勝のベルディヒ戦のときと比べて明らかに覇気がなかった。左手甲の文字が消えていたし、ベルディヒ戦ではお馴染みのガッツポーズも飛び出したので、調子がよくなったってきたんだな、と思っていたのだが。
 ナダルはスライスを多用して時間を作ろうとするが、その手には乗らないダビデンコ。ボールが浅くなったと見ればすかさず前へ出て、相手が角度をつけてくれば負けずにもっと厳しく打ち返す。表情がクールなのでわかりづらいものの、静かな男の闘志が伝わってくる。

第2セットに入ってもナダルの調子は上がらず、いきなりダビデンコがブレイク。続く第2ゲームもラブゲームでキープ。もちろんナダルがやられっ放しだったわけではないのだが、観客を沸かせる長いラリーも、結局制するのはダビデンコ。準決勝で、5連敗中だったロディックを敗ったのは決してまぐれではなかった。強い強い。ナダルを追いつかせまいと先に先に打っていく。それでも拾っていくナダルも偉かったが、最後まで試合をリードすることはできなかった。

2005年の全豪だったか、うろ覚えだが確か対戦相手がヒューイット、へぇダビデンコって凄いんだ、と思った最初の試合である。猛暑のため体調を崩して途中で棄権したはずであるが、その後いろいろな大会で活躍する彼を見るようになり、いつの間にかトップ5に。
 どちらかといえば小柄でほっそりとした彼が、コートの上に立つとびっくりするような強打を見せる上、バックハンドが素晴らしいので期待したが、何だか大事なところで負けてしまい、タイトルに縁遠いという印象があった。しかも昨年は賭博絡みで悪い噂が消えず、マスターズ・カップのときも元気がなくて心配した。
 だけど今日のこの勝利。悪条件の中、いち早く闘い方を見出し、前へ前へと進み続けた彼に、「動じない」ということの強さを見た。勝つためには、力や技術以上のものが必要なんだということを教わった。

一方で心配なのはナダル。確かに状況はよくなかったが、それはダビデンコにとっても同じこと。ボールがどんどん浅くなり低くなるのを見て、10代を突っ走ってきて息切れの時期を迎えたかな、と思った。でも前回準決勝で敗れた悔しさを胸に、今回はとにかく決勝まで来たのだから、よくやったじゃないかと褒めてあげたい。そしてクレーシーズンで本来の自分を取り戻して欲しい。

優勝インタビューで、「どうです、この勝利を信じられますか?」などという質問に対して「No」と答えてはにかんだ彼の笑顔、清々しくて見ているほうが嬉しくなった。26歳、ちょっとおつむも寂しいけれど、どうしてどうして可愛らしいじゃないですか。「ハニカミキング」と呼んであげたい。控えめなチャンピオンに拍手!
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by slycat | 2008-04-07 13:24 | テニス

バター消失

数日前、バターを使おうと冷蔵庫を開けたら、バターケースの中はカラッポ。春休み中の息子が食べてしまったのだった。しかも、「何に使った!」と迫ると、餡トーストを食べようと思ったのだけど、パンを焼くのが面倒だったので、餡とバターを練り、“餡バター”にしてそのまま食べたのだという(練るのは面倒じゃないのか……?)。

折悪しく、1日から牛乳やバターなどが一斉に値上げしたばかり。プリプリ怒りながら駅前のスーパーへ行くと、乳製品コーナーのどこにもバターがない。おかしいなぁ、最近はマーガリンしか置かなくなったのかな、などと見当違いのことを考えていると、一緒に買物に行った夫が「あぁ、ないわけだよ」と上を指差す。その先にあった貼り紙を見れば、「原材料不足のためバターの在庫がございません」。

驚いたが、ほかの店にあるかもしれない、と少し離れた別のスーパーへ行ってみたら、そこにもない。再び駅前に戻り、高級品ばかり扱っている高級スーパーへ行ったら、やっと売られていた(が、高級なので高かった……)。なければないでよいような気もするのだが、ホワイトソースや肉料理の仕上げなどに欠かせないので、念のため2箱買って帰った。

若い人はご存知ないだろうが、私が子供の頃、やはり日用品が店から姿を消したことがあった。オイルショックというやつである。妹と2人でトイレットペーパーを買いに行かされたことを思い出した(お1人様1パックしか買えないので、家族で手分けして買うのである)。あのときは、本当に長い期間、店の棚からトイレットペーパーが消えたままだった。
 洗濯用の洗剤が不足していたような記憶もある。砂糖も少なくなっていたかもしれない。当時我が家に届くお中元の類いは、そういう事情を考慮して洗剤や砂糖が多かった。オイルショックの混乱が通り過ぎると、お中元・お歳暮はまた元通り、紅茶やお菓子などよそいきの顔に戻った。

恐らく、バターが消えたのは、値上げに備えて多くの人が買い溜めしたからなのだろう。なくなるとわかっていれば私も買い溜めしたのだろうけれど、値上げというだけで店から消えるとは予想もしていなかった。恐るべし“消費者パワー”である*。

バターを買って家に帰ると、早速もう一度息子を追い詰め、二度と“餡バター”なんか食うんじゃない、と説教。さすがの息子も、買おうにも店にない、という状況は想像していなかったので驚いていた。

一体この国は豊かなのか貧しいのか。またトイレットペーパーを買いに走らなくちゃならない日が来るのか。何だか時代が逆行しているようで、不安でいっぱいである。

 *追記:私が知らなかっただけで、すでに3月の時点で原材料不足による品薄が報道されていたらしい。穀物値上げ → 生乳減産 → 品薄 & 乳製品値上げということである。
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by slycat | 2008-04-06 01:21 | 日常のこと