ミステリ・テニス・ハムスター・モルモットについてあれこれと……
by slycat
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バッドカンパニー東京公演

2010年10月26日 @東京国際フォーラム

10代の頃から好きだったバッドカンパニー。なけなしのお小遣いをはたいてLPレコードを買い、ステレオのボリュームを上げて大声で歌ったものだ。生演奏を聴くことは一生ないと思っていたのだが、ある日地下鉄東西線に乗っていたら、車内吊り広告に息が止まりそうになった。「バッドカンパニー来日決定」!! え〜っどうしよう、見たい聴きたい、でも最後にライブに行ったのはローリングストーンズ(2回目)の公演ではなかったか。心乱れたが、これを逃したら恐らく死ぬまで彼らを観ることはない。決意してチケットを購入。当日は会社で何かのパーティなんぞが入っていたが、そっちは遠慮させていただいて、そそくさと東京国際フォーラムに向かった。

かつてはライブと言えば武道館、新宿厚生年金会館に渋谷公会堂、東京ドームといった会場がメインだったが、今回は東京国際フォーラムである。学会の会場じゃないの? ホールAに向かうと、案の定「公衆衛生学会」が開催中であった。
 ドキドキしながらエスカレーターを上がって行く。久々のライブを楽しもうとロック魂を誇示してバックルのついたハードなデザインのブーツに革ジャンを羽織って出かけたのだが、周囲を見渡せば、果たして会社から直行したのであろう背広をまとったサラリーマン風の男性がほとんど。昔みたいに気合いを入れてお洒落している人はほとんどいなかった。

会場は中高年の熱気に溢れていた。オヤジ率が異常に高い。失礼ながら、頭が寂しくなっている方々もかなりいらっしゃる。まぁ仕方ないよね、バンドのメンバーだって還暦超えてるんだから。今回参加するはずだったギタリストは病気で来られないって言うし。一抹の悲壮感はあるものの、ここに来ている人たちのほとんどがバッドカンパニーを愛し、まさかの来日に胸躍らせている。その事実がさらに気分を高揚させる。

19時となり、いよいよ開演。しかし前座があった。この年になるまで前座バンドを聴いた経験はなかったのだが、今回はよりによってリードボーカル、ポール・ロジャーズのご子息、スティーブが前座を務めていた。何じゃこりゃ。ロックスターもお父ちゃんだったんだな、と思う。公演依頼の際の条件だったのだろうか(ステージの最中にも'How was Steve?'なんて聞いたりして、かなり親馬鹿、もとい息子さんを愛しているのだと思う)。
 しかしスティーブはなかなかよい歌手だった。ギターも巧い。何より、曲調や歌い方がお父さんに似ている。それがイマイチ売れない理由のひとつなのかもしれないけれど、悪くない。何より、ポールの息子だと思えば、しっかり聴かないわけにもいかないでしょ。いい感じでスティーブのステージが終わり、舞台は再び暗闇に包まれる。そこでしばし休憩。

そして……。いよいよ彼らが現れた。観客が一斉に立ち上がる。もちろん私も慌てて立つ。"Can't Get Enough"、1stアルバムの最初に入っている曲からステージは始まった。その後、すでに順番は覚えていないが、"Movin' on"、"Ready for Love"など次々と名曲が続いた。
 「彼ら」と書いたものの、オリジナルメンバーはポールとサイモン・カークのみ。ボズ・バレルはすでにこの世の人ではない。それでも、往年の輝きは全く失せていなかった。周囲の人たちも燃えていた。リズムに合わせて手を打っていると隣の人とぶつかってしまうのだが、そんなことは一向に気にならない。ポールが客席にマイクを向けると、皆大声で歌う。バンドもベテランだが、観客もベテラン、お約束はきちんと守られる。破綻のない安定したステージだった。

自分でもびっくりしたことに、ちゃんと歌詞を覚えていた。何しろ私のバドカンコレクションは「LP」なので、最近は聴きたくても聴くことができない。『Bad Company』だけはiPodに入れてあるのだが、海外盤なので歌詞カードもない。それでもちゃんと歌えるではないか。高校生のときの記憶って凄い。

ポールの声は少しも衰えておらず、むしろ艶を増したかのようだった。マイクスタンドをくるくると回したり、宙に投げ上げたりというパフォーマンスには瞠目した。歌ばかりでなく、ギターも弾いたしピアノも披露した。すっごく素敵だった。サイモンのドラムにもシビれた。やっぱりこれぐらい腹に響かないとねぇ。ギタリスト(申し訳ないが名前がわからない!)も素晴らしかったし、途中でゲストミュージシャンが加わるとさらに音の厚みが増した。サービス精神に溢れていた。当然アンコールがあることは承知のうえで一旦去る際、ポールは「帰リハ気ヲツケテネ〜」などと日本語で呼びかけてくれたし(奥様が日本人だと記憶しているので、結構話せるのかもしれないけれど)。

1回目のアンコールでは"Bad Company"を歌ってくれた。もちろんポールのビアノで。もう、本当に感動しました。年をとるとなかなか感情が動かないのだけれど。フリー時代の曲も歌ってくれた。そして彼らは2度のアンコールに応え、最後はブルースで締めくくってくれた。約2時間のステージだったが、あっという間に過ぎてしまった。最初で最後だと思うと非常に切なかった。帰る前にグッズ売り場の列に加わり、パンフレットとTシャツを買ったのは言うまでもない(携帯ストラップはパス)。

しかしウドー音楽事務所、恐るべし。この後11月末にオリビア・ニュートン・ジョンとボンジョビの公演が控えており、その後もスティングにダリル・ホール&ジョン・オーツの来日が予定されている。これってモロにわれわれの世代がターゲットにされているよね。洋楽こそが聴くに値すると思っていた世代、バブルを経験している世代、そして何と言っても40〜60代になり、そこそこお金を遣える世代だ。なかにはニューアルバムを引っさげてくるアーティストもいるのだろうが、ほとんどは懐かしのメロディである。実に手堅い。こんなビジネスチャンスを開拓するとは……なかば呆れつつも賢い戦略だと感心した。どうせならアーティスト公認グッズにはロゴ入りUSBメモリとか、iPadケースとか、大人の喜びそうなものを加えていただきたいものである。
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by slycat | 2010-10-28 01:38 | 音楽