ミステリ・テニス・ハムスター・モルモットについてあれこれと……
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タグ:全仏オープン ( 3 ) タグの人気記事

今さらながら、全仏男子決勝のこと

Roland-Garros 2010, Men's Singles Final
R. Nadal d. R. Soderling 6-4, 6-2, 6-4

もう3日も経ってしまったが、いまだ感動中。ナダルは頑張った。偉かった。もちろん、ソダーリングだってかなりイイ線行っていたが、勝ちに行ったときのナダルの凄みというか、(ホントに再三ソダリングには申し訳ないけれど)選ばれし者の底力というものを見せつけられた感じがする。

何と言ってもソダーリングは背が高いし、サーブが速い。これと言って何が凄いのか説明しづらいナダルと比べると、明快に魅力を語れる選手である。高く上がったボールを思い切り打ち込めば、ナダルといえども打ち返すことなくうなだれるしかない。彼が天から授かった才能は大きい。しかしそれでもナダルは負けない。なぜなんだろう。

昨年はここ全仏の舞台でまさかの敗北を期し、何と決勝にすら進むことができなかった。ディフェンディング・チャンピオンであったのに、ウインブルドンを欠場した。その後もいまひとつすっきりしないまま、No. 1の座をフェデラーに譲ったまま、ファンをやきもきさせていた。

私はずっと、彼の不調は怪我のせいだと思っていたのだが、出張先で合流したバルセロナの同僚に聞いたところ、スペインではナダルの不調は両親の離婚によるものだ、というのが定説だという。「彼もまだお子ちゃまということよね」などと言われた。今回WOWOWの放送でもダパディさんが少し触れていたが、ナダルにとって親の離婚は相当ショックだったらしい。彼の強さが、家族や友人や親戚など、周りを取り巻く人々の絆によって培われていたものだということがいよいよはっきりした。

しかしこの決勝の日のナダルの素晴らしさ。ボルグを基準とするとかつては考えられないほどの筋肉、日々の厳しいトレーニング、天賦の才、彼の場合はその上に強靭な精神力が乗っかっている。そのどれが欠けても彼のバランスは崩れてしまう、が、ひとたび強い精神が戻ってくれば、多少の疲れや不調は何の妨げにもならない。

大切な両親が別れてしまったことで受けたダメージを乗り越えて、ナダルは大人になった。そして、大人になったからこそ、優勝が決定した後、あれほど涙を流すことができたのだろう。経験の乏しい子供は、自分にとっての大きな出来事を目の前にしても泣かないものだ。彼が泣く様は、昨年全豪オープンの優勝を逃したフェデラーの泣き顔とダブった。そうだ、フェデラーも泣き虫なのではなく、さまざまな経験を人一倍しているからこそ、あの場面で泣いたんだね。

2年連続で準決勝となってしまったソダーリングは本当に気の毒だが、ここはちょっぴり我慢して欲しい。あの涙のわけをもし慮ってくれるなら、勝ち負けはともかく、とてもいい試合であったことに満足してくれるなら、許して欲しい。

今年はナダルに勝って欲しかった。その願いが実現したことに感謝したい。
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by slycat | 2010-06-09 23:47 | テニス

スポーツと平和と〜全仏QF

ヴァランダーは答えなかった。いま自分は犯罪者を死刑にする国にいるのだと思うと、驚きのあまりしばらく口が利けなかった。
 ……ヘニング・マンケル『リガの犬たち』(1992)より

19歳のテニス・プレイヤー、グルビスがラトヴィア出身だと知って、すぐにこの場面を思い浮かべた(お気楽な日本にも死刑制度は厳然としてあるので、ヴァランダーが日本に来たらさぞかしびっくりするだろう)。今大会では彼以外にもエストニアからカネピという女子選手がQFに進んでいる。バルト三国は平和になったんだろうか。

N. Djokovic d. E. Gulbis 5-7, 6-7, 5-7

精神力の強さではぴか一と思っていたジョコヴィッチが、こんなにムキになるとは。そのことに驚いた。グルビスもラケットを放り投げたが、ジョコヴィッチも地面に叩き付けた。お互いに、どうしても負けたくないという意地をむき出しにしていた。
 この意地はどこから来たのだろう。年が近いから、何度も一緒に練習しているから、ライヴァル意識があるから……。それだけでなく、お互いに背負っている歴史の重みが彼らを突き動かすような気がする。闘いの場であるコートの上に立つと、ふだんは見えない不幸な過去がエネルギーとなって現れるのかも。相手がほかの国の出身だったらまた違ったのかもしれない。

しかし、ジョコヴィッチ、よく勝ったなぁ。圧倒的な強さで勝ち進んでいるナダルと比べるとかなり危ないように見えるけれど、僅差であっても結果的に試合に勝つということには大きな意味がある。やはり世界のトップを走る人の強さは半端ではない、と改めて思う。
 大会前の大方の予想通り、ナダルとジョコヴィッチが準決勝で火花を散らすことになった。試合の結果次第で再びランキングが入れ替わる可能性がある。4連覇を目指すナダルにとっては、決勝以上に困難な闘いとなるだろう。
 さぁ、次はどうなるんだか。スペインも暗い歴史ではセルビアに負けない時代があるけれど、ことテニスの試合という局面で、どちらがよりハングリーになれるのか。

それにしても。残念ながらジョコヴィッチには敵わなかったが、グルビス君の才能は、ひょっとしたら物凄いんじゃないか。今回、初めてじっくり彼のプレーを見たのだが、もうちょっと我慢できるようになって、もうちょっとスタミナをつけて、もうちょっと筋力をつけたりすると、いきなり化けそうな予感がする。ほかのサーフェイスではどうなのか、今後大注目の選手であることだけは間違いない。
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by slycat | 2008-06-05 02:04 | テニス

昨日の友は今日の敵,なのか

R. Nadal d. C. Moya 6-4, 6-3, 6-0

オフで親しくしている友人と,コート上で闘わなければならない……恐らく,観客が想像する以上につらいことなのだろう。

今年,全豪オープンでも「親友対決」があった。アメリカのアンディ・ロディック対マルディ・フィッシュ戦だ。
 アガシ,サンプラスを継ぐ若き才能として注目を集めていたフィッシュだったが,ロディックが一人でランキング上位を突っ走っていったのに対し,同世代のアメリカ人たちはいまひとつ成績が振るわず,フィッシュも御多分に洩れなかった。
 しかし今シーズン最初のグランドスラムでフィッシュの調子は上々,ついにQFまで勝ち進んだ。そこで当たってしまった相手が高校時代からの親友,ロディックだったのである。結果はロディックのストレート勝ち。フィッシュは手も足も出なかった。試合が終わると,どんなにクールな選手でも相好を崩し,ファンに手を振って喜びを表すものだが,この日のロディックはむっつりとした顔で全然嬉しそうではなかった。プロである以上勝ち進まなければならないのだから,相手が親友でも戦わなければならない,だけどよりによって……できれば当たりたくなかった,そんな表情だった。
 しかしここで注目すべきは,友人を打ち負かさなければならない局面に置かれた,ロディックの試合ぶり。厳しいツアーを生き抜いてきたトップ選手ならではの“武士の情け”というか,「痛みは長引かせず,ひと思いに逝かせてやるぜ」といった雰囲気で,決して手加減などしなかった。

ともにグランドスラムのタイトルを持っている2人,ロシアのマラト・サフィンとスペインのファン・カルロス・フェレロが対戦したときは,またひと味違う雰囲気だった。サフィンは14歳くらいからスペインに渡ってトレーニングを積み,スペイン語の悪口などはフェレロに教わった,などと語っている。特に「親友」というほどの付き合いではないのかもしれないが,少年時代からのライバルである。
 フェレロはNo. 1になった経験もある実力者だが,2003年のマスターズ・カップで1勝もできずにテキサスを後にした頃から不調が続いていた。怪我,病気(水疱瘡だったと思う)など不運により,いつの間にかスペインのトップはナダルやフェレール,ロブレドに奪われてしまった。
 サフィンのほうは,2004年の後半から調子を上げマスターズ・シリーズで2度優勝,そのまま2005年の全豪オープンで優勝しており絶好調だった(もちろん好調だからと言ってこの人の場合安心はできないのだが)。
 この2人が4回戦で当たった。これは凄い名試合となった。お互いに怖いほど集中してボールだけを見つめ,真剣そのもの。当然ながら非常にレベルの高い戦いとなり,どちらが勝ってもおかしくなかったが,惜しくもフェレロが敗れた(7-6(5) 7-5 1-6 7-6(2) )。サフィンもここでは最高のテニスをしたが,力尽きたのかQFではロブレドの前に敗れ去った。

さて,モヤ対ナダルの試合を観た感想……。予想以上に2人は愛し合ってるんだな(ちょっと語弊がある表現だが……)。特にモヤは,相手を凄く意識しているようだった。可愛い後輩,というか弟,甥っ子のようなナダルに対して,どうプレーすればいいのか戸惑っているようにも見えた。2人の間に漂うビミョーな空気を感じ取り,ふだんはうるさいパリの観客も,何だかしーんと静まり返っていた。
 途中からアントニオ・バンデラスが観客席に座ったため,一時会場は騒然となる。その後はサーブをする選手がクローズアップされると,背中の辺りにバンデラスの顔が見え,何だか妙なテレビ画面になった。
 私:「バンデラスを背負うのはキツいよねぇ」
 息子:「でも,コートの反対側にいるほうは,バンデラスに“向かって”打たなきゃなんないんだよ!」。

それでも第1セットの前半は,モヤの美しいフォア・ショットが光った。隣に座っている息子が歓声を上げるのがうるさくて,実況の声が聞こえないほどだった。しかし,ハイレベルなプレーがかえってナダルのプレーまで引き上げてしまい,最初はおとなしかったナダルが,徐々にペースを上げていく。
 後半では何をやってもネットにかかる,といった感じで,モヤのプレーは決してベストではなかった。これは残念なことだった。本人にも悔しかったらしく,ふだんは穏やかなモヤが自分を叱咤するように何事かをつぶやき,苛立っているのが見えた。

もうちょっと別のかたちの試合になるかと期待があったのだが,正直言って拍子抜けした。でも,仕方がないのかもしれない,この2人では……。年齢も離れているし,お互いに「友人」とは言っているけれど,師匠と弟子みたいなものだから。
 この試合のナダルには,いつものガッツポーズは見られず(ま,思わずちょっと拳は握っちゃったけど),試合後もふだんのように弾けていなかった。この辺のお行儀のよさはなかなかよかった。

息子はモヤが負けた,という事実よりも,積極的でなかったことに傷ついたようだ。ふてくされてしまい,「明日は朝練だから寝る」と去って行った。う~ん,でもモヤにだってどうしようもなかったんだよ,許してあげないとね。

【いいニュース】
杉山 愛/カタリーナ・スレボトニク・ペアが,何とダブルスランキングNo. 1の強者,リサ・レイモンド/サマンサ・ストーサー・ペアを破って決勝進出!! 
 スレボトニクは2004年のAIG OPENでは浅越しのぶとペアを組んで優勝している。日本人と相性がいいのかな。AIGで優勝したときは,喜びのあまりラケットからシューズまで観客席にプレゼントしてしまった。とっても可愛らしかった。
 いかに杉山がダブルス巧者でも,相手がレイモンドとストーサーではムリ,と思っていた。これはホントに快挙である。みんなで応援しましょう。
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by slycat | 2007-06-07 19:08 | テニス